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この記事の目次(8セクション)
どこからが「大量採用」? 大量採用がつまずきやすい3つのポイント 大量採用の6つのステップ 採用チャネルの選び方 コストの見積もり方:10人で試算 大量採用で守るべき3つの法規 よくある質問 一度に大勢を採用するなら、何から始める?
企業向けヘッドハンティングガイド・採用実務

大量採用はどう進める?一度に 10 人以上を採用するプロセス、チャネル、コスト

端的な答え

大量採用でまず解決すべきは「応募が足りない」ことではなく、選考と入社手続きの人手が足りないことです。やり方は、求人の仕様を統一し、必須条件を先に固め、集中面接日で一度に面接し、内定通知を一括で出し、入社前からフォローを始めること。自社採用、派遣、採用委託は組み合わせて使えます。長期の正社員には採用委託(入社が決まってから支払い)、短期・季節性の人員には派遣が向いています。

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どこからが「大量採用」?

法律上の定義はありません。実務上は、次のいずれかに当てはまれば、採用方法を「大量採用」のやり方に切り替えるべきで、1枠ずつゆっくり埋めていくやり方は続けられません:

  • 工場の増設、新店舗の出店、新拠点:同じ時期に同じ職種をまとめて募集する必要がある(例:新店舗1つで店舗スタッフ、倉庫管理、店長が必要)
  • 新プロジェクトや大口受注:明確な着工日があり、その日までに人を揃える必要がある
  • 季節的な繁忙期:年末、祝日・イベントシーズン、収穫期
  • 同じ職務で一度に5~10人以上必要:たとえばカスタマーサポート、技術員、事務

共通する特徴は:同じ職務、多人数、期限ありです。この3つの条件が同時にそろうと、普段の「求人を掲載 → 応募を待つ → 一人ずつ面接を設定」というペースでは必ず間に合いません。

大量採用で最も詰まりやすい3つのポイントは?

多くの企業は「応募者が足りない」ことが問題だと思っていますが、実際に詰まっているのはたいてい、その後の2つの関門です:

  1. 応募者の母集団が足りない:一つの求人サイトへの掲載だけに頼っていて、まだ転職活動をしていない人に届かない
  2. 選考の人手が足りない:人事担当者1人で何百通もの履歴書を見て、何十本も面接調整の電話をかけ、時間はすべて事務作業に取られてしまい、本来じっくり判断すべき面接がかえっておざなりになる
  3. 入社後に定着しない:内定を出し、承諾もしてもらったのに、入社当日に来ない、あるいは最初の1か月で辞めてしまい、振り出しに戻る
コンサルタントの観察

大量採用でいちばん高くつくのは広告費ではなく、「内定したのに入社しない」ことです。10人のうち3人が来なければ、スケジュール全体をやり直すことになります。だから入社前のフォロー(入社日の確認、持参書類のリマインド、不安への回答)は面接と同じくらい重要です。

大量採用の6つのステップ

  1. 求人仕様の統一:同じ職務のJDは1つだけにし、給与レンジ、シフト、勤務地を一度で明確に伝え、面接官ごとに言うことが違う事態を防ぎます
  2. まず必須条件を固める:資格、対応可能なシフト、通勤距離など「満たさなければ採用できない」条件は最初にふるいにかけ、面接まで進んでから気づくことのないようにします
  3. 集中面接日:1日または半日で面接をまとめて行い、同じ評価シートを使えば、その場か翌日には比較できます
  4. 内定通知をまとめて出す:同じグループの人には一緒に通知し、入社日も一緒に調整することで、個別の調整にかかる時間を減らします
  5. 入社前のフォロー:内定から入社までの間に1〜2回こちらから連絡し、入社日を確認し、不安な点に答える
  6. 入社後90日のフォロー:誰が残り、誰が辞め、なぜ辞めたかを記録します。次の採用の選考条件はここから修正します

採用チャネルはどう選ぶ?

大量採用で一つのチャネルだけを使うことはまれです。各チャネルが最も適しているケースは以下のとおりです:

チャネル最も適している注意点
自社で求人サイトに掲載する求人の魅力が高く、人事の手も足りている応募は多くても合格率が高いとは限らず、選考作業はすべて自社で担う
社内紹介(紹介報奨金)同じ職務に安定した社員がすでにいる量が限られるため、主力ではなく補助向き
キャンパスリクルーティング、就職フェア新卒を受け入れる職種開講日程が決まっており、タイミングが合うとは限らない
人材派遣短期プロジェクト、季節的な人員、長期で使うかまだ決まっていない場合派遣社員の雇用主は派遣会社です。派遣先は事前に面接して人を指定することはできません(第6節参照)
採用代行(採用アウトソーシング)長期の正社員、人事の手が足りない、複数の求人を同時に抱えている多くは入社成功時にのみ料金が発生します。保証期間と代替条件は事前に話し合っておきましょう

コストはどう見積もる?10人で試算

「月給35,000台湾ドルの正社員を10人補充する」場合を例に、2つの外注方法を比較します(以下は試算です。実際の費用は職務と契約によって異なります):

採用委託(正社員採用)人材派遣
雇用主は誰か御社派遣会社
費用はどう計算する?候補者の入社後に一度だけ支払い、平均で月給約1.5か月分から毎月の支払い:給与+法定の雇用主負担(約18%)+管理費
1人あたりの試算約52,500台湾ドル(1回)約48,300台湾ドル/月(管理費は20%と仮定)
10人の試算約525,000台湾ドル(一括)約483,000台湾ドル/月
人が補充できなかった原則として無料派遣がなければ費用は発生しない

この表の見方:自社で雇う正社員でも、給与と法定コストはもともと支払う必要があります。派遣で上乗せされるのは毎月の管理費です(この例では1人あたり月約7,000台湾ドル)。7〜8か月を超えて使う見込みの職務なら、一括で支払う採用代行手数料のほうが累積の管理費より安く済むのが一般的です。短期またはまだ見通しが立たない人員なら、派遣のほうが柔軟です。

派遣費用の詳しい計算方法は、人材派遣費用の計算方法は?をご覧ください。

大量採用で守るべき3つの法規

法規のポイント
  • 給与を開示する:求人の経常的給与が4万台湾ドル未満の場合、給与の範囲を公開するか通知しなければなりません(台湾の就業服務法第5条第2項第6号)
  • 年齢や性別などで人をふるいにかけてはいけない:採用にあたり、人種、性別、年齢、婚姻、容貌などを理由に差別してはなりません(台湾の就業服務法 第5条第1項)。求人に必要なのが「シフト勤務に対応できる」「特定の資格を持っている」なら、その職務条件そのものを書きましょう
  • 派遣人材は事前に面接して指定できない:派遣先は、派遣会社と派遣労働者が契約を結ぶ前に、その派遣労働者を面接したり特定の人を指定したりしてはなりません(台湾の労働基準法 第17条の1)

よくある質問

大量採用は必ず外注すべき?+

そうとは限りません。求人に十分な魅力があり、人事に選考する時間があるなら、自社採用が最も安く済みます。同時に多くの求人を抱えている、人事の人手が足りない、あるいは明確な入社期限がある、といった場合に初めて、一部の求人を採用代行や派遣に任せることを検討すればよいでしょう。

委託採用で人が見つからなかった場合も支払いが必要?+

正社員の採用委託は多くが入社成功時にのみ料金が発生し、入社しなければ原則として料金はかかりません。実際の料金体系は双方の契約に基づきます。

一度に10人を採用するにはどれくらいかかる?+

職務の難易度、給与の市場競争力、勤務地によります。最も早い方法は、まず必須条件を確定し、集中面接日を設けて「面接の日程調整」にかかる時間を最短にすることです。職務と人数を教えていただければ、コンサルタントが実現可能なスケジュールを見積もります。

派遣社員は正社員になれる?+

できます。実務上は「まず派遣で、成果がよければ正社員に転換」というケースがよくあります。転換の条件と費用は、派遣契約の中で事前に取り決めておきましょう。

一度に大人数を採用するなら、どこから始める?

まず職務、人数、給与レンジ、入社の最終期限を書き出してください。職務ごとに「採用委託」と「派遣」の2つのルートに分け、おおよそどのくらいで人がそろうかをお伝えします。

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